♪「シャンソンを貴方に…」〜シャンソン情報TV番組オンエアのご案内〜
東京メトロポリタンテレビジョン(MXTV)にて毎回多彩なゲストをお迎えして見ごたえのある30分番組となっています。
 *放送スケジュールは変更される場合があります。ご了承下さい。
   ☆TOKYO MXTV
 
   ☆群馬テレビ
越路吹雪特集   【監修】大野修平 出演:芦野宏、クミコ、MIKAKO、他
  10月13日(水)20:20〜20:30
  10月27日(水)20:20〜20:30
   (再放送)
 
  10月13日(水)22:00〜22:30
  10月20日(水)22:00〜22:30
   (再放送)
淡谷のり子特集  【監修】大野修平 出演:芦野宏、瀬間千恵、高木椋太、他
  11月17日(水)20:20〜20:30
  11月24日(水)20:20〜20:30
   (再放送)
 
  11月10日(水)22:00〜22:30
  11月17日(水)22:00〜22:30
   (再放送)
2004年総集編 【監修】大野修平
  12月 8日(水)20:20〜20:30
  12月22日(水)20:20〜20:30
   (再放送)
 
  12月 8日(水)22:00〜22:30
  12月15日(水)22:00〜22:30
   (再放送)
この「修平のひとりごと」は、2ヶ月ごとに削除いたしますので、必要な方はご自分で保存してください。(管理人)
バックナンバー→  8月 23日〜 30日〜  9月 6日〜 13日〜 21日〜 27日〜
 

"chant song"(シャン ソング)   10月8日(金)雨

 

 ウィークエンドを前にして、もひとつおまけにプレヴェール。
 ジャック・プレヴェールはフランス語と英語を取り混ぜた詩をいくつか書いている。なかでも、1949年に発表された《Spectacle》『スペクタクル(見世物)』という本に収録された"chant song"(シャン ソング)は面白い。

 タイトルからして英仏両国語で成り立っている。「シャン」も「ソング」も「歌」の意味。全篇にわたって"Moon lune/chant song/riviere river?..." といった調子で語呂合わせの羅列が続く。単語だけを並べていて、まるで電報文みたいだ。
 この詩に曲をつけたのがギタリストのアンリ・クロラ。彼の伴奏でプレヴェールがこれを朗読している。ちょっぴりぶっきらぼうに、早口な語り。それでも、軽快な言葉の響きの面白さは伝わってくる。

 女性シンガー、リオ Lio がこれを自分のアルバム《Lio channte Prevert,
Je suis comme je suis》(M10-320152)で取り上げている。

 フィリップ=ジェラールが作曲したメロディーに乗せた、心地良いバラード。無愛想なプレヴェールの朗読とはまた違う魅力がある。ペル・アルネ・グロヴィゲンが弾くバンドネオンが効いている。
 「バナナ・スプリット」なんかを歌っていた、アイドル系のリオはもうここにいない。プレヴェール歌いとして、新たな自分を見つけたようだ。

 フランス南西部、大西洋岸の港町ラ・ロシェルで毎年7月中旬に開催されているフランス語圏の音楽フェスティヴァル、「フランコフォリー」"Les Francofolies"。
 2000年はプレヴェール生誕100周年ということで、彼の作品を歌うアーティストが2名このフェスティヴァルに参加した。ヴァニーナ・ミッシェルとニコラ・レジアニ。その両名にインタヴューし、その模様を紙判「サ・ガーズ」に掲載した。

 二人ともCDをリリースしている。ヴァニーナ・ミッシェル Vanina Michel は《Prevert inedit》(『プレヴェール 未発表曲』 SCALEN Distribution VM-211)。ニコラ・レジアニは《Prevert》(NIGHT&DAY JNCD-047)。

 「フランコフォリー」の会場で、ヴァニーナは自らピアノを弾きながら歌った。ニコラは気の合ったバンドに囲まれ、リラックスしているようだった。どちらも、プレヴェールの世界を自分のものとして僕たちに提示していたのを思い出す。

 ニコラはその姓が示しているように、7月に他界した俳優・歌手、セルジュ・レジアニの孫。やはりDNAの成せる業か、プレヴェールの詩をよく読み込んだ表現になっていた。極端に走ることなく、感情をセーヴしながら聴く者を自分の世界に連れて行った。

 こうして時代を超えてプレヴェールの詩と魂は歌い継がれてゆく。機会があったら、ここに掲げたCDも聴いてほしいと思う。


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☆ピアフの名曲・名唱196曲を手に入れてみませんか。

『エディット・ピアフ大全集 1946-1963』(CD9枚組:東芝EMI CP28-5791〜5799)

通信販売で、という方は東芝EMI株式会社ファミリークラブ(Tel 03-5512-1763)へ。商品番号「10362」とお申し込みください。
他社のファミリークラブなど通販会社をご利用の場合の商品番号は「GSD-12201-9」。


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☆『ディア・ピアフ ベスト・オブ・エディット・ピアフ』
(東芝EMI TOCP-67296)

ピアフを敬愛するアーティストたちがセレクトした11曲を含む珠玉のベスト・アルバム。
「恋人が一輪の花をくれた」石井好子 撰/「バラ色の人生」椎名林檎 撰/「パリの空の下」小野リサ 撰/「いつかの二人」クレモンティーヌ 撰/「水に流して」中島みゆき 撰 他全20曲、【解説】大野修平。


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『素顔のエディット・ピアフ』
(エプコット ALB-0020 2枚組)
〈発売・販売元〉エプコット
http://www.alcine-terran.com
『エディット・ピアフ 天に届く声』
《Edith Piaf la voix montait jusqu'au ciel》
『エディット・ピアフ
  シャンソンの誕生』
《Edith Piaf Quatre ans deja》
〈翻訳〉宇藤靖子
〈協力〉大野修平
¥9,240(本体価格\8,800)

このDVDについては、4月23日付「幸せなのは一日に10分だけ…」に紹介文を書きました。本欄上部の「バックナンバー」で当該の日付をクリックしてご参照ください。

   


   

シャンソンになったプレヴェールの詩  10月7日(木)晴れ

 

 ジャック・プレヴェール訳詩集『ことばたち』(高畑勲訳 ぴあ株式会社)が刊行されたことで、多くの人たちがこの詩人に注目してくれることを望んでやまない。
 心の底から自由を愛したプレヴェール。ある時は自由という目に見えないものを、鳥のイマージュに重ね合わせて謳い上げた。動物であれ、木々や草であれ、命あるものをいとおしみ、優しく接することが必要であることも説いた。
 どれもいつの時代にも通じる永遠のテーマだ。

 そして、作品の隅々に溢れる子供のような無邪気さ。しかし、その子供はいわゆる“いい子”なんかじゃない。「好きな人にはウン(ウイ)と言い/教師にはヤダ(ノン)と言う」(「劣等生」同書p.73高畑氏訳)手のかかる子でもある。
 その子供はまた、授業中に窓の外を飛ぶ琴鳥を呼び込み、机のなかに隠す「書取り」という詩の主人公でもあるだろう。鳥は歌い出し、子供たちは聞き惚れる。
堅苦しい教室にぱっと明るい自由な空気が流れ始める。が、教師は怒り出す…。

 何だ、ただの学級破壊じゃないか、などと言うなかれ。この詩は生徒が授業を放棄したり、妨害したりするのを勧めているわけじゃない。
 教育にはある程度の強制もやむを得ないだろう。幼いうちは特にそうだ。
 それはそれとして、授業についていけない子供の、置き去りにされてしまったような気持ちはどうなるんだろう。理数系の科目が苦手だった僕も、そんな気分を味わったことがあるからなぁ…。

 大人や教師が望むような“いい子”じゃないかもしれないけれど、その子供には勉強の他に心を奪われるものがあるのだ。彼の個性が強ければ強いほど、心惹かれるものは教室のなかよりも外に多くあることに気づいてしまうものだ。それを否定すべきではないだろう。
 プレヴェールはそうした手のかかる子に優しい、ほとんど共犯者的なまなざしを向けている。

 『ことばたち』の原題は《Paroles》。「話し言葉」を意味することは以前にも書いた。他者とコミュニケーションを取るために、誰もが日常的に使っている言葉のことだ。
 詩もまた、本来は声に出して読まれるものだった。その事実は洋の東西を問わない。ならば、話し言葉で書かれたプレヴェールの詩が朗読され、あるいは音楽に乗せて歌われるものとして提示されるのは自然な成り行きと言っていい。その証拠に、フランスでも諸外国でもプレヴェール詩を歌う歌手は枚挙に暇がない。

 この度、『ことばたち』の訳者である高畑勲さん自らの選曲によるコンピレーション・アルバムも10月13日にリリースされる。タイトルは『私は私 このまんまなの〜プレヴェールのうた〜』(ユニバーサル・ミュージック・ジャパン UICY-4178)。奈良美智さんのイラストがジャケットを飾る。

『私は私 このまんまなの〜プレヴェールのうた〜』

 ミシェール・アルノーやレ・フレール・ジャック、7月に他界したセルジュ・レジアニ、ファビアン・ロリス、カトリーヌ・ソヴァージュ、ゼットなど、いまや単独で日本盤が出ていない歌手たちがそれぞれの思いをこめてプレヴェールの詩を歌っている。
 ポップス路線から転進したリオの歌い方もなかなか聴き応えがある。イヴ・モンタンの「枯葉」に始まって、コラ・ヴォケールの歌う「枯葉」で締めくくられる全26曲。あっと言う間に聴き終わってしまうような印象を受けるから不思議。
 秋にはシャンソンになったプレヴェールの詩と共に過ごす、素敵な時間を持ちたいものだ。


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思い込みが解けて  10月6日(水)晴れ

 

 このところ、昨日この欄で紹介したジャック・プレヴェール訳詩集『ことばたち』のページを開くのが楽しみになっている。訳者の高畑勲さんの訳が読みやすい。また、なぜその訳語を選び取ったかということまで注に記されているので、シャンソン・フランセーズの歌詞対訳を仕事とする僕のような者にとっては大いに参考になる。

 数学や物理にはとんと縁のない僕だけれど、先日『アインシュタイン150の言葉』という本のなかで次のような言葉に出会った。

 深く探求すればするほど、知らなくてはならないことが見つかる。人間の命が続く限り、常にそうだろうとわたしは思う。

 アインシュタイン博士が提唱した相対性理論なんて難しいけれど、この言葉は身にしみてよく解る。「知らなくてはならないこと」が見つかったのだから。
 それはほかでもない、プレヴェール訳詩集『ことばたち』のなかにある。
 この本に添えられた別冊のなかにある『「枯葉」鑑賞』に、貴重な説明がなされているのに出会い、まさに目から鱗が落ちるような思いがしている。

 「枯葉」"Les feuilles mortes" は「ああ、思い出してほしい」と始まるクゥプレと、あの有名なメロディー(ジョゼフ・コスマ作曲)のついたルフラン(繰り返し句)とから成る。多くのシャンソン歌手はなぜか1番のクゥプレしか歌わないのだけれど、2番のクゥプレもある。これを歌ってディスクに残しているのはムルージくらいだろう。

 2番の原詞にこういう箇所がある。

Tu etais ma plus douce amie...
Mais je n'ai que faire des regrets

 上の行は「きみは最も優しい恋人だった」という意味。高畑さんも「きみはいちばんやさしい恋人だった…」と訳しておられる。
 問題は次の行。既訳の例を挙げてみよう。

ぼくはもはや悔いるばかり
(平田文也訳 『プレヴェール詩集』p.99 彌生書房)

いまはただ未練ばかり
(大岡信訳 世界詩人全集『アラゴン エリュアール プレヴェール詩集』所収 p.286 新潮社)

 僕も原詞のフランス語をそう読むものだとばかり思っていた。ところが違う、と高畑さんは指摘する。その訳はこうなっている。

だけど ぼくは未練に用はない

 まるで正反対じゃないか。高畑さんは注解で詳しくその読解法を述べる。それを読んで、慌ててロベール・ミクロフランス語辞典(Robert Micro)を引いて確認。なるほど、そうだったのか。そこにはこんな例文が出ている。

N'AVOIR QUE FAIRE DE.
Il n'a que faire de toutes ses cravates,
il n'a aucun besoin de toutes ses cravates.
(DE以下を)必要としない。
彼にはどんなネクタイも必要ではない。(続く例文も同じ意味)

 同辞典にはもう一例掲げられている。

Je n'ai que faire de votre opinion,
Je m'en passe.
あなたのご意見は必要ありません。
それいりませんよ。

 「枯葉」の原詞に戻ろう。高畑さんの訳が正しいことが肯ける。別れた恋人を讃えることはするけれど、過ぎ去った愛への未練は抱かない、とプレヴェールは言いたかったのだ。そこに彼独自の恋愛観がある。

 曲調などから、何となく過去を愛惜しているかのように感じ取っていた。テクストを虚心坦懐に読むのは基本中の基本。時には行間を読むという作業も必要だけれど、そもそもテクストを読み違えてしまったら議論もへったっくれもない。高畑さんのおかげで蒙を啓いていただいた。ありがとうございます。

 思い込みが解けて仰ぐ空は、また一段と青く澄んで見える。


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プレヴェールの詩集『ことばたち』が出た  10月5日(火)雨

 

 嬉しいことは続くもの。ジャック・プレヴェールの詩集《Paroles》(パロール)の全訳が『ことばたち』として、ぴあ株式会社から刊行された。訳者は高畑勲さん。スタジオジブリから『火垂るの墓』や『風の谷のナウシカ』などのヒット作を世に送り出したアニメーション映画監督であり、プロデューサーだ。高畑さんが東大フランス文学科のご卒業だったとは、この本が出るまで存じ上げなかった。

 まずは装丁に唸ってしまった。僕が大学生の時分に、新宿・紀伊國屋書店の洋書コーナーなどでよく見かけた原書そのままなのだ。真っ黒な表紙には赤い文字で《Paroles》と著者名だけ。潔いほど飾り気なし。ここまで徹するとシックなたたずまいさえ感じられる。訳書には当然のことながら著者名、訳者名、タイトルが日本語で入れられた。

 よく見ると、あちこちが擦り切れている。背表紙の下部などはさらに破損の度合いが激しい。察するに、若き日の高畑さんがとっくり返しひっくり返し読んだ原書がこんな状態になったのだろう。それをそっくり新しい本の装丁に生かしている。だから、新しくて古い、古いのに新しい本が出来上がった。面白いなぁ。

 原題にある"paroles"(パロール)とは、「書き言葉」"ecriture"(エクリテュール)に対する「話し言葉」を指す。だから、プレヴェールは日常誰もが使う、一見したところ平易な言葉を使って詩を書いている。ところがその見かけによらず、その意味するところは深遠だ。言葉遊びも多い。彼の書いた原詩の行数に合わせて単純に訳しおおせるとは限らないない。フランス語の微妙なニュアンスが、たった1行にも横たわっているからだ。

 そこで訳の他に、94ページにわたる『解釈と注解 および 参考付録 枯葉鑑賞』という別冊も添えられている。文法の説明はもとより、詩に登場する語について綿密な注釈を施してある。ざっと訳詩だけを読んだのではつかみ得ない、いろいろな意味合いが鮮やかに浮かび上がってくる。より深い理解の助けとなってくれるこの別冊はありがたい。

 たとえば「朝の食事」"Dejeuner de matin" では、三通りの訳し方が試みられている。フランス語と日本語の構造的な差異を考慮に入れると、このように訳し分けることができるという例だ。こういう風にも解釈できる、という可能性を複数引き出して見せてくれるのが興味深い。読み進めるほどに、プレヴェールは一筋縄ではいかないなぁ、という思いを新たにする。

 朝、カフェ・オ・レを飲み、タバコの煙で輪を作った後、「彼」は「私」に何ひとつ言葉をかけることもなく、レインコートを着て部屋を出て行く。そして「私」は両手で頭を抱えて泣いた、という映画のワンシーンみたいな詩。
 カメラが客観的にこの二人をとらえているかのように思える。が、監督である高畑さんは鋭い指摘をする。むしろ、カメラは「私」の目の位置に据えられており、「彼」の仕草を執拗に追い続けているのではないか。自分を置いて去って行く「彼」への緊張を孕んだ思いがこもった、「私」の主観的な詩だというのだ。
 う〜ん、読みが深い。

 高畑さんの案内を頼りにプレヴェール・ワンダーランドの言葉の迷宮に遊ぶのも、秋の夜長を楽しくしてくれそうだ。


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《Edith Piaf la voix montait jusqu'au ciel》
『エディット・ピアフ
  シャンソンの誕生』
《Edith Piaf Quatre ans deja》
〈翻訳〉宇藤靖子
〈協力〉大野修平
¥9,240(本体価格\8,800)

このDVDについては、4月23日付「幸せなのは一日に10分だけ…」に紹介文を書きました。本欄上部の「バックナンバー」で当該の日付をクリックしてご参照ください。

   


   

この秋、シャンソンのCDが続々と…  10月4日(月)雨

 

 昨日からの雨が降り続いている。半袖だけでは肌寒い。季節は大きなカーヴを曲がりつつあるようだ。
 秋。読書にスポーツに、あるいは食欲を満たすのにもってこいの季節。暑い最中にはとても取り組む気になれなかったことに向かい合うのもいいかもしれない。

 シャンソン好きにとっては嬉しい秋となりそうだ。というのも、シャンソン・フランセーズ、ヴァリエテ・フランセーズのコンピレーションがレコード各社から続々と発売されるからだ。
 下記に一覧を掲げてみた。みなさんのお気に入りのアーティストのCDがあるといいんだけれど…。
 細かい説明は省かせていただこう。まずはCDショップの店頭で手に取ってみてほしいから。

 僕がこの世界に入りたての頃には、このジャンルの新譜も一度にこのくらいリリースされる賑わいを見せたこともあった。が、その後だんだんと発売点数は先細りになった。年間を通じてフランスものCDの発売ゼロ、なんていう事態が当たり前のように繰り返されてきた。
 「売れないから出さない」とレコード会社の担当者各氏は言い、それを聞く僕たちは「出さないから売れないんじゃないの」という気持ちを抱きながら、唇を噛んだものだった。

 思えば長い長い冬の時代が続いた。その間、フランスでは次から次へと新しいアーティストたちが登場し、素晴らしいアルバムを発表していった。しかし、そうした情報は日本ではまったく顧みられることがなかった。必ずしもこちらのマーケットのニーズに合わないものばかりではないと思っていたのだけれど…。
 まぁ、愚痴はやめておこう。一陽来復の兆しと受け止めよう。こうしてCDが揃って世に出てくれることを素直に喜びたい。
 みなさん、ぜひ買って下さいね。これからも引き続きこのジャンルのCDがリリースされるためにも。関係者のひとりとして、心からよろしくお願い申し上げます。


=この秋聴きたいシャンソン&ヴァリエテ・フランセーズのCDたち=

(*)は、大野修平が歌詞対訳、解説などを担当

 ☆東芝EMI☆

♪『シャンソン名曲大全集 La florilege de la Chanson Francaise』(*)
(CD10枚組:GSD-13601/10)

 ☆ユニバーサル・ミュージック・ジャパン☆

♪アンリ・サルヴァドール『ベスト・オブ・アンリ・サルヴァドール』(*)
Henri Salvador Henri Salvador(CD2枚組:UICY-1258/9)

♪ジャック・ブレル 『ベスト・オブ・ジャック・ブレル
Brel Infiniment Jacques Brel』(*)(UICY-9450)

♪ジュリエット・グレコ
『ベスト・オブ・ジュリエット・グレコ<来日記念盤>
Je suis Comme Je suis Juliette Greco』(UICY-1261/2)

♪ブリジット・バルドー 『ベスト・オブ・ブリジット・バルドー
The Best Of Bardot Jacques Brel』(UICY-1263)

♪フランス・ギャル 『ベスト・オブ・フランス・ギャル
Best of France Gall France Gall』(UICY-1574)

♪『ボン・ボン・フレンチ Bon Bon French』(UICY-4177)

♪『私は私、このまんまなの〜プレヴェールのうた〜
Je suis Comme Je suis - Les Chanson De Jacques Prevert』(UICY-4178)

 ☆BMGファンハウス☆

♪パトリック・ブリュエル『アントゥル=ドゥ』(*)(CD2枚組:BVCM-34015/6)


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