いま、ポエジーのある歌が聴きたい!
大野修平著 『わが心のシャンソン 〜 そして詩人の魂をめぐって』

平凡社刊 定価:1575円[税込]全国の書店で好評発売中。

大野修平が出会った歌手とシャンソンたち。原詞と対訳を掲げてその魅力を探る。
〈収録アーティスト〉シャルル・トレネ/イヴ・モンタン/フランシス・ルマルク/レオ・フェレ/コラ・ヴォケール/セルジュ・ゲンズブール/ジャンヌ・モロー/ジャック・ブレル/ジョルジュ・ブラッサンス/ピエール・バルー/ジュリエット・グレコ/ジョルジュ・ムスタキ/ジルベール・ベコー/エディット・ピアフ/シャルル・アズナヴール そして21世紀のシャンソン歌手たち。


大野修平、最新の書き下ろしが刊行されました。
どうぞ書店でお手に取ってご覧下さい。

『哀愁と歓びのシャンソンの名曲20選〔CD付〕』
(中経出版)¥1,800

シャンソン関連のコラム、シャンソンゆかりの場所を示した
パリのイラスト地図も入ってます。
よろしかったらご感想やご意見をメールなどでお寄せ下さい。

◇ お 知 ら せ ◇
 大野修平が講師を担当する「シャンソン de フランス語」が始まりました。インターネットでフランス語のレッスンができます。ご利用には料金がかかりませんのでお気軽にどうぞ。
動画レッスンURL:http://www.unself.jp/
トップページから「語学」の項目をクリックしてお入り下さい。
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嬉しくて  10月15日(月)晴れ

   

 親バカを披露させていただく。
 息子が昨日、やって来た。愛する彼女の部屋に居続けるようになってから数年が経つ。「折り入って話があるんだ」と、言葉少なに電話をかけてきた。

 スパークリングワインとコート・デュ・ローヌを用意して待った。
 愛しの彼女、Aさんを連れて息子は現われた。まずは乾杯。それから話を聞いた。いよいよ籍を入れるということだった。男として責任を取るというのだ。よく決断した。

 鶏の唐揚と筑前煮を肴にグラスを重ねる。めでたいから寿司の出前も取った。嬉しくて、普段よりも早く酔いがまわった。
 まだ酔いが残っているけれど、不快感はまったくない。むしろ心地良い。ふわふわと、目が醒めていながら夢を見ているような気分。

 まだまだ子供だと思っていた息子が、一人前の男として僕の前にいる。それだけで、何だか嬉しいのだ。ちょっぴりまぶしいくらいに映る。
 その分、こちらは年を取った。爺くさくないとは自負しているけれど、もう若くはないのは疑いようもない。

 息子の将来を楽しみにしている。今日はもうしばらく、昨夜の酔いの後味に浸っていたい。
 彼とAさんの末長い幸せを祈りながら。

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エディット・ピアフ 〜愛の讃歌〜
配給:ムービーアイ 今秋、有楽座ほか全国ロードショー!

エディット・ピアフを彷彿とさせるマリオン・コティヤール

ムービーアイ エンタテインメント(株) 映画配給部
〒104-0061 東京都中央区銀座6丁目1-2 ダヴィンチ銀座ビル4F 
TEL:03-5537-0151 FAX:03-5537-0853
http://www.movie-eye.com
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(C)2007 LEGENDE-TF1 INTERNATIONAL-TF1 FILMS PRODUCTION
OKKO PRODUCTION s.r.o.- SONGBIRD PICTURES LIMITED

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お 詫 び  10月12日(金)晴れ

   

 実は別件の原稿を書く仕事が入っておりまして、そちらに時間を取られています。来週から「ひとりごと」を再開しますので、今週はお休みさせていただきますことをご了承願います。

大 野 修 平

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エディット・ピアフ 〜愛の讃歌〜
配給:ムービーアイ 今秋、有楽座ほか全国ロードショー!

エディット・ピアフを彷彿とさせるマリオン・コティヤール

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あれから10年…  10月5日(金)晴れ

   

 オリヴィエ・ダアン監督映画『エディット・ピアフ 〜愛の讃歌〜』の評判はいいようだ。直接、間接に「よかった」との感想を聞く。お母様と一緒に観賞された小池恵子さんは、当サイトの「掲示板」に文章を寄せて下さっている。
 プログラムに原稿を書いた身としては素直に嬉しい。

 あれから10年になる、とつくづく思う。1997年の10月、僕はパリにいた。
 朝日新聞が日曜版の紙面で「100人の20世紀」というシリーズ企画をスタートさせる直前のこと。外報部記者だったMさんは、エディット・ピアフを題材に選んだ。
 Mさんは、かねてから懇意にしていた加藤登紀子さんの事務所社長でお姉様のS子さんに相談した。「シャンソンのことなら」とS子さんから僕を紹介され、Mさんからお呼びがかかったのだった。

 「ピアフを直接に知る人たちに直接会って話を聞きたい」。それがMさんの希望。ついては通訳を頼みたい、というのだ。さらに誰に会うべきか、そのコーディネイトも依頼された。
 頼まれると二つ返事でひと肌脱ぎたくなるのが、僕の性分。さっそくパリの友人エリックに相談を持ちかけた。彼も喜んで協力してくれることになった。

 エリックの努力もあって次々とインタヴュー相手が決まった。
 9人組男声コーラスグループ、レ・コンパニオン・ド・ラ・シャンソンのトップテナー、フレッド・メラ Fred Mela。
 彼らはフランス古謡を得意としていたこともあって、初めはピアフのだみ声に馴染めなかったそうだ。が、第二次世界大戦中のあるコンサートで彼女の声と存在感に打ちのめされた、と語った。

 エディットの妹分だったモモーヌことシモーヌ・ベルトーの夫で、シャルル・アズナヴールのマネージャーでもあった、ジャン=ルイ・マルケ Jean-Lous Marquet。アズナヴールがピアフ宅に世話になっていた時分の楽しい秘話を聞かせてくれた。

 昏睡8日間の後、まだ本調子でないにもかかわらず、自宅に僕たちを招き入れ、ガウン姿でインタヴューに応じてくれたロラン・リベ Rokand Ribet。
 ショービジネス界古手で、アズナヴールやダリダなどのマネージャーを務めた伝説的人物。インタヴューの終りに著書をくれた。タイトルは≪L'impresario impertinent≫(「不躾なマネージャー」 Jacques Grancher, 1993)。貴重なエピソードに富んだ本だ。
 当時、ジムナーズ劇場で上演されていたミュージカル『ピアフ ジュ・テーム』の主演女優、ナタリー・レルミット Nathalie Lhermite をほめちぎっていた。

 フランス・ディマンシュ紙で晩年のピアフ番記者を務めたジャン・ノリ Jean Noli。彼の著書は田口孝吉さんの翻訳で、『エディット・ピアフ 「バラ色の人生」挽歌』として、音楽の友社から1975年に刊行されている。
 当時、ピアフのことを書けば新聞の売上げがぐんと伸びたそうだ。ピアフと組んで、いかにもこの大スターにふさわしい“伝説”を作り上げることもあった、と告白していた。

 そして、シャルル・アズナヴール Cherles Aznavour。
 彼が経営する音楽出版社ラウル・ブルトン社はまだロッシーニ通りにあった。朝日新聞パリ支局にもほど近かった。
 同社の肌寒い日で、アズナヴールは黄色のセーターを着ていた。気さくに話してくれたので助かった。

 ピアフが永遠の眠りに就いているペール・ラシェーズ墓地もM記者と訪れた。
 彼女の墓の掃除をしている、薄紫のカーディガン姿の人がいた。近寄ってみると、遠目には年老いた女性に見えたその人物にはうっすらと口ひげがある。
 ルネさんという男性だった。ボランティアで墓をきれいに保つ仕事をしているのだった。「明日、ここでミサがあるよ」と教えてくれた。

 翌10月10日、ピアフの命日にペール・ラシェーズ墓地内のチャペルでミサが行なわれた。Mさんともども参列した。ミサが始まる前、堂内にはピアフの歌声が流れていた。エディット・ピアフ博物館長、ベルナール・マルショワ Bernard Marchoisさんも列席していた。
 昨日、カーディガンを着ていたルネ爺さん、この日ばかりはスーツにトレンチコートを羽織っていた。2年後、そのルネ爺さんはこの世の人ではなくなってしまっていたのが寂しい。

 「いまのフランスでシャンソンはどうなってるのか知りたい」。Mさんはジャーナリストらしい申し出をしてきた。
 それならば、と案内したのがバスティーユ広場の裏道、ジャン・ボージール通りにあったシャンソンのライヴハウス、アイユール Ailleurs。

 ロロ Lolo が料理の腕を振るい、赤ん坊を抱えたボリス Boris が広報を担当し、キキ Kiki がアーティストの世話をしながら運営している店だった。明日を夢見る若きアーティストたちが出演していた。Mさんと一緒に実力ある女性シンガー、ミシェール・アトラニ Michele Atlani に話を聞いたのも楽しい想い出だ。

 あれから10年の歳月が過ぎ去った。
 でも、シャンソン・フランセーズへの僕の熱い想いは変わることはない。いや、さらに強まっている。
 あの頃、若い監督による『エディット・ピアフ 〜愛の讃歌〜』という映画が作られるなんて夢にも思っていなかった。それがいま、日本で公開されている。そのプログラムに原稿を書く幸せを味わうことができた。

 これもエディット・ピアフの大いなる愛のなせる業だろうか。心から言いたい。ありがとう、エディット。そして10年前、快く取材を受けてくれた方たちにも改めて感謝したい。

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エディット・ピアフ 〜愛の讃歌〜
配給:ムービーアイ 今秋、有楽座ほか全国ロードショー!

エディット・ピアフを彷彿とさせるマリオン・コティヤール

ムービーアイ エンタテインメント(株) 映画配給部
〒104-0061 東京都中央区銀座6丁目1-2 ダヴィンチ銀座ビル4F 
TEL:03-5537-0151 FAX:03-5537-0853
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あんなこと、こんなこと  10月3日(水)曇り

   

 パソコンなしには夜も日も明けぬ昨今、世にジョークソフトと呼ばれるものは溢れている。
 ディスプレイとにらめっこしながら作業していてふと気づくと、無味乾燥な気分になっていくことがある。

 そんな時に救いになるのがジョークソフトの類だ。
 タスクトレイに置いて起動させておくと、蚊を追い払ってくれるソフトなんていうのもあった。
 絶対音感を養うソフト、姓名判断をしてくれるソフトなど、これまでいろいろ試して遊んでみた。それぞれに時間つぶしになって楽しい。

 いま、雑誌やTVで評判の「脳内メーカー」にも先日アプローチしてみた。アップ・トゥ・デートな話題にも人並みに興味があるので。
 朝起きてから夜眠るまで、人間は考えることをやめない。いや、睡眠中でさえ脳は何事かを考え続けているらしい。

 天下国家の行く末から遅刻の言い訳に至るまで、僕たちは年がら年中、種々雑多ことを考えている。自分でもどうにもならないことさえも、くよくよと思い悩んだりすることもある。
 頭に浮かんでは消える、あんなことやこんなこと。

 そうした頭のなかを明快に見せてくれるのが、JKチョリソーさんが作成した「脳内メーカー」(http://maker.usoko.net/nounai/)。
 自分でも把握しきれていない、もつれた糸のような思考をいくつかのキーワードに絞って図示してみせる。

 「お前さんの頭のなかは、ほら、こうなってるんだよ」と突きつけられるのは、不思議な感じがする。スーパーや八百屋の店先に並んだ、半分に切られて中身を見せているスイカになったような気分だ。(なったことはないけれども…)

 占いとはひと味違う。霊だの何だのといった、目に見えないスピリチュアルな世界とも縁がない。
 ズバリ、いまこの時に何が自分の頭を占めているのかが示される(ような気がする)。そこが不思議な思いの源なんじゃないだろうか。

 「木を見て森を見ず」の対極にある姿勢と言っていいだろう。細部を捨てて、大胆に割り切って提示するのだから。
 それが図解する際の心得だ、と『図で考える人は仕事ができる』(日本経済新聞社刊)の著者、久垣啓一さんは書いておられる。「まずは、細かな違いや微妙なニュアンスなどを無視できるおおらかさや、大胆に割り切る豪放さで図解づくりにのぞみます」(同書 p.73)

 JKチョリソーさんによる、その大胆な切り分け方が面白いのだ。同氏が取り出して見せるキーワードの意外さ。また、それらが脳内でどんなバランスで配置されているかまでが示されている。
 その面白さにハマって、自分だけでなく友人や知人の名前で調べる人も少なくないようだ。

 もちろん、脳のなかで繰り広げられる複雑な思考が、たった数個のキーワードに要約されるはずはない。それでも、「ひょっとしたら、自分てそういう人間かもしれないなぁ」と思わせる妙な説得力がある。

 アクセス数がすごい。
 「6月16日の公開から9月26日までで4億5千万のページヴューがあった」と、トップページに謳っている。ジョークと知りつつ、誰もが気になってしまうんだろう、きっと。

 前置きが長くなってしまった。ここまで読んでこられた方は思っていらっしゃるのではないだろうか。「いったい、お前の頭のなかはどうなってるんだ」と。
 では、どうぞご覧下さい。何だかストリッパーになったみたいな気分だなぁ。(これも、なったことはないけれど…)

これが大野修平の頭のなか JKチョリソーさん作「脳内メーカー」

 「悩」「愛」「金」「友」。これらが僕の頭の大部分を占めているようだ。「ようだ」とはまた頼りない書き方だけれど、そうであるようにも思えるし、これだけじゃないという気もするし…

 この「脳内メーカー」、そんなことを言い合いながら、友人や恋人たちとワイワイガヤガヤ楽しむためのいいきっかけ作りになるツールであることは確かだ。

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エディット・ピアフ 〜愛の讃歌〜
配給:ムービーアイ 今秋、有楽座ほか全国ロードショー!

エディット・ピアフを彷彿とさせるマリオン・コティヤール

ムービーアイ エンタテインメント(株) 映画配給部
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プログラムを眺めながら  10月1日(月)曇り

   

 今日から10月。しかも、週の始まり。何となく気分が改まる。いよいよ郵政民営化も本格的にスタートを切った。
 東京地方では昨日から空気もひんやりして、あの猛暑を忘れることができそうだ。

 一昨日、宅配便が届いた。
 包装紙にこうある。「愛と荷物のあるかぎり」。これ、"BUSINESS EXPRESS BAG" の表面に印刷されているキャッチコピー。なかなか気の利いた台詞じゃないの。

 東宝ステラから送られたその荷物の中身は、映画『エディット・ピアフ 〜愛の讃歌〜』のプログラム。同社の依頼を受けて書いた僕の文章が載っているので、見本を送ってくれたもの。

写真左 映画『エディット・ピアフ 〜愛の讃歌〜』
写真右 スペシャル・エディション プログラム

 二種類のプログラムを用意するなんて、配給元のムービーアイ・エンタテインメントや東宝も力を込めているなぁ、と思う。それだけこの映画に力を入れているということだろう。そして、それに値する映画であることは言うまでもない。

 映画評論家の渡辺祥子さん、川口敦子さん、音楽評論家・小倉エージさんの文章が通常版プログラムを飾っている。
 また、見事にエディット・ピアフを演じきった主演女優、マリオン・コティヤールの言葉もある。オリヴィエ・ダアン監督ともども来日した折、8月22日にパークハイアット東京で行なわれた記者会見を収録したものだ。ピアフとの共通点や、日本人の撮影監督・永田鉄夫さんについての発言などが目を惹く。

 スペシャル・エディションは変形版で、ハードカヴァー。
 ピアフ年譜、映画のストーリーなどのデータのほか、こちらにもマリオン・コティヤール、オリヴィエ・ダアン監督のインタヴューがある。詩人の八坂裕子さんが取材、執筆されている。八坂さんはさらに、「エディット・ピアフ その愛の旅路」という文章も寄せておられる。

 女優の夏木マリさんの「今、自分が愛せることの幸せ―ピアフはそう教えてくれる」と題する文章も、語りかけるような調子が読みやすい。
 『シャンソンの四季』『シャンソンはそよ風のように』(いずれも彩流社刊)などの著書のある三木原浩史・神戸大学大学院国際文化学研究科教授による「ピアフ・ことば・風景」も印象深い。ピアフゆかりの地への思いが伝わってくる。

 僕はこのスペシャル・エディションに「“ラ・モーム・ピアフ”から“シャンソン・フランセーズの貴婦人”へ」「名曲は魂とともに〜楽曲解説〜」「ピアフを愛し、ピアフに愛された人たち」の3本を書いた。
 「ピアフを愛し…」は彼女の交友録。ネタ本はエディット・ピアフ博物館長、ベルナール・マルショワさんの≪Opinion publique≫(TF1 Editions, 1995)だ。
 マルショワさんは、ピアフを知る生き証人たち75人にインタヴューを重ねてこの本を編んだ。

Bernard Marchois ≪Opinion publique≫ (TF1 Editions)

 ≪Opinion publique≫『オピニオン・ピュブリック』とは「世論」の意味だ。しかし、それだけではない。実はアンリ・コンテ作詞、マルグリット・モノ作曲によるシャンソンでもある。マルショワさんはそれを書名にしているのだ。
 "On dit que…"「〜だそうだ」という言葉で語られる話がある、カフェのカウンターで、街なかで。それがこのシャンソンの主人公。

 この本のおかげで、ピアフの親友マルグリット・モノやリュシエンヌ・ボワイエ、ジャクリーヌ・フランソワ、映画でも重要な役を担っているマネージャー、ルルー・バリエといった人たちの証言を活かすことができた。
 ピアフが晩年まで住んでいた、ブーローニュの森にほど近いランヌ大通りの自宅の間取りまで載っているこの本、まず翻訳書が出ることはなさそうだから、ここで紹介することができていい機会を得たと思う。

 プログラムを眺めながらいろいろなことを考える。
 感動を呼ばずにおかないこの映画が、ひとりでも多くの人に観て貰いたい。画面のなかのインタヴューで、女性や若い娘、子供たちへのアドヴァイスとしてピアフは答えていた。"Aimez!"「愛しなさい」。

 愛。愛なくして政治も文化も、映画や音楽も成り立たない。生きる喜びもあり得ないではないか。
 そのことを想い起こさせてくれるエディット・ピアフの人生。またその人生を、巧みに描き出したオリヴィエ・ダアン監督とマリオン・コティヤールに脱帽。

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エディット・ピアフ 〜愛の讃歌〜
配給:ムービーアイ 今秋、有楽座ほか全国ロードショー!

エディット・ピアフを彷彿とさせるマリオン・コティヤール

ムービーアイ エンタテインメント(株) 映画配給部
〒104-0061 東京都中央区銀座6丁目1-2 ダヴィンチ銀座ビル4F 
TEL:03-5537-0151 FAX:03-5537-0853
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(C)2007 LEGENDE-TF1 INTERNATIONAL-TF1 FILMS PRODUCTION
OKKO PRODUCTION s.r.o.- SONGBIRD PICTURES LIMITED

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『シャルル・アズナヴール/ベスト・ソングス&ライヴ』
      (東芝EMI TOCP-70188/89 2枚組)

CD1:ベスト・オブ・スタジオ
〈曲目〉1.コメディアン 2.希望に満ちて 3.想い出をみつめて 4.遠い想い出 5.昔気質の恋 6.フォー・ミー、フォルミダブル 7.ラ・マンマ 8.悲しみのヴェニス 9.ラ・ボエーム 10.これからは 11.人々の言うように 12.誰 13.想い出の瞳 14.時 15.私は旅する 16.生ける屍〜『言論犯罪』〜 17.きみが僕を愛する時 18.ユー・メイク・ミー・ソー・ヤング(フランク・シナトラとのデュエット曲) 19.少年がいた 20.世界の果てに

CD2: ベスト・オブ・ライヴ・オランピア
〈曲目〉1.それがわかれば 2.八月のパリ 3.すべては終わり 4.青春という宝〜帰り来ぬ青春 5.僕は戻ってくる 6.愚かな恋 7.燃えつきて 8.僕の肩でお泣き 9.ジャム・セッションのために 10.愛のあとで 11.生命をかけて 12.青春の思い出 13.二つのギター 14.戦いの前に 15.生きる喜び 16.声のない恋 17.きみの思い出 18.灯りを消して 19.のらくらもの 20.アヴェ・マリア

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お  知  ら  せ

詳細は10月25日付本欄をご参照願います。

イングリッド・ベタンクールかけポスター

 国際イングリッド・ベタンクール連盟委員会が全世界的に幅広い支援を呼びかけています。詳細はサイトhttp://www.educweb.org/Ingrid/をご覧下さい。日本語でも読むことができます。

 サイトhttp://www.ingridbetancourt-idf.com/otages/にも注目して下さい。画面右にある"Telechargement"(テレシャルジュマン=ダウンロード)から、イングリッドのポスターをダウンロードできるようになっています。この「お知らせ」欄に掲げた写真と同じものです。

 同じページを下方へスクロールしていくと、左側に写真が縦に並べられています。いろいろなドキュメントを見ることができます。
 上から5番目に"Allumez une bougie"「ローソクを灯して」という項目があります。写真をクリックすると、多くのローソクが並ぶ画面になります。一番下にあるローソクの絵をクリックしてみましょう。その絵が動いてすでに光を放っている列に向かって進んで行きます。
 これで、ヴァーチャルなローソクを1本灯したことになるのです。

イングリッド・ベタンクール解放を訴えるシャンソンたち

 囚われの身となっているイングリッドやその他の人々の解放を歌うことを通して呼びかけているアーティストたちがいます。

 ☆ルノー Renaud 《Dans la jungle》「ジャングルのなかで」(EMI 09463 494690 2)
サイトhttp://www.educweb.org/Ingrid/ からインストゥルメンタル・ヴァージョンをダウンロードできます。

 ☆セシレム Cecilem ピアノを弾きながら歌う女性歌手セシレムが"Chanson pour Ingrid" を歌っています。Emexのサイトからmp3形式でダウンロードできます。

http://emex-music.com/cecilem/

http://www.emex-music.com

歌を聴きながら、イングリッドと人質の方々を支援しましょう。


♪Petites annonces♪

☆『ディア・ピアフ ベスト・オブ・エディット・ピアフ』
(東芝EMI TOCP-67296)

ピアフを敬愛するアーティストたちがセレクトした11曲を含む珠玉のベスト・アルバム。
「恋人が一輪の花をくれた」石井好子 撰/「バラ色の人生」椎名林檎 撰/「パリの空の下」小野リサ 撰/「いつかの二人」クレモンティーヌ 撰/「水に流して」中島みゆき 撰 他全20曲、【解説】大野修平。


♪Petites annonces♪
おすすめシャンソン・フランセーズCD&DVD
(対訳または解説:大野修平)
   
東芝EMI
BMGファンハウス
『シャンソン名曲大全集』
Le florilege de la Chanson Francaise
(GSD-13601〜10/BCD-0094 CD10枚組)
『魅惑のシャンソン名曲集
 〜Vive la Chanson!〜』
TheCDClub
(EMI ODEON FFCP-41710〜1 CD2枚組)
パトリック・ブリュエル
『アントゥル=ドゥ』
(BVCM 34015〜16 CD2枚組)
☆このCDについての詳細は当サイト「ディスクガイド」をご参照下さい。
ユニバーサル・ミュージック・ジャパン
オーマガトキ

ジャック・ブレル
『ベスト・オブ・ジャック・ブレル Brel Infiniment Jacques Brel』
(UICY-9450)

アンリ・サルヴァドール
『ベスト・オブ・アンリ・サルヴァドール』
Henri Salvador Henri Salvador
(CD2枚組 UICY-1258/9)

『アコーデオン』
(DVD OMBX-1004)
[監督]ピエール・バルー
[出演]リシャール・ガリアーノ/タラフ・ドゥ・ハイドゥークス/クロポルト/ダニエル・ミル/モーリス・ヴァンデール/シブーカ/クロード・ヌガロ/coba/続木力/深川和美/まや他