いま、ポエジーのある歌が聴きたい!
大野修平著 『わが心のシャンソン 〜 そして詩人の魂をめぐって』

平凡社刊 定価:1575円[税込]全国の書店で好評発売中。

大野修平が出会った歌手とシャンソンたち。原詞と対訳を掲げてその魅力を探る。
〈収録アーティスト〉シャルル・トレネ/イヴ・モンタン/フランシス・ルマルク/レオ・フェレ/コラ・ヴォケール/セルジュ・ゲンズブール/ジャンヌ・モロー/ジャック・ブレル/ジョルジュ・ブラッサンス/ピエール・バルー/ジュリエット・グレコ/ジョルジュ・ムスタキ/ジルベール・ベコー/エディット・ピアフ/シャルル・アズナヴール そして21世紀のシャンソン歌手たち。


大野修平、最新の書き下ろしが刊行されました。
どうぞ書店でお手に取ってご覧下さい。

『哀愁と歓びのシャンソンの名曲20選〔CD付〕』
(中経出版)¥1,800

シャンソン関連のコラム、シャンソンゆかりの場所を示した
パリのイラスト地図も入ってます。
よろしかったらご感想やご意見をメールなどでお寄せ下さい。

◇ お 知 ら せ ◇
 大野修平が講師を担当する「シャンソン de フランス語」が始まりました。インターネットでフランス語のレッスンができます。ご利用には料金がかかりませんのでお気軽にどうぞ。
動画レッスンURL:http://www.unself.jp/
トップページから「語学」の項目をクリックしてお入り下さい。
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日本とフランス、音楽の見本市が開催される  11月16日(金)晴れ

   

 早いもので、今年も「日仏音楽業界コンベンション2007」が開催される時期となった。
 今年は11月28日(水)から30日(金)までの3日間、東京日仏学院内エスパス・イマージュで行なわれる。
 フランスのレコード会社、音楽出版社などが新しいアーティストを日本市場に売り込むための見本市といった趣がある催しだ。


「日仏音楽業界コンベンション2007」デモCDのジャケット

 今回フランスからの参加各社名と音楽ジャンル(♪で表示)、アーティスト(☆で表示)は次のとおり。

■BELUGA PRODUCTIONS
  ベルガ・プロデュクシオン
 ♪シャンソン、ポップ、ロック、ワールドミュージック、レゲエ、オリエント、エレクトロ
 ☆Tomuya, Mon Soyoc, Martine CIty Queen, Amandine, Foula etc.

■HELICO
 エリコ
  ♪ブラジリアン、ワールドミュージック
  ☆Orchetsra do Fuba, Ramiro Musotto, Damily, Tekere, Ricardo Herz etc.

■LES DISQUAIRES ALIENOR/PLATINUM RECORDS ET EDITIONS
 レ・ディスケール・アリエノール/エ・エディシオン
  ♪エレクトロ、ロック、ヒップホップ
  ☆Rubin Steiner, Bikini Machine, Mouloud & The Sonic Destruction, Pres identchirac, Fatale etc.

■NAIVE
 ナイーヴ
  ♪エレクトロ、インディ、ポップ、オルタナティヴ
  ☆Asa, Vinicius Cantuaria, Raul Paz, Yaon Herman, Carla Bruni, etc.

■NO FORMAT!
 ノー・フォーマ!
  ♪ワールド、ジャズ
  ☆Le Dogme des VI jours, Gonzales, Mamani Keita, Nicolas Repac, Roce, etc.

■NOCTURNE
 ノクターン
  ♪ジャズ、ヒップホップ、エレクトロ、ワールドミュージック、レゲエ
  ☆Elisabeth Kontomanou, Moulin Reunion Quartet, Teenage Bad Girl, The Micronautes, Meissa, etc.

■PEERMUSIC FRANCE
 ピールミュージック・フランス
  ♪ロック、エレクトロ、シャンソン
  ☆Agolia, Sharko, Variety Lab, Boutique Chic, Ana Salazar, etc.

■RECORD MAKERS
 レコード・メーカーズ
  ♪エレクトロ、ロック、ポップ
  ☆Sebstian Teiller, Sex in Dallas, Hypnolove, Turzi, I Love UFO, Damien, etc

■SONY BMG MUSIC
 ソニーBMGミュージックエンターテインメント
  ♪ジャズ、ワールドミュージック、ロック
  ☆Kyo, Ultra Orange & Emmanuelle, Mayra Andrade, Arielle Dombasle, Lorie, etc.

■TOUT L'UNIVERS
 トゥ・リュニヴェール
  ♪ジャズ、ヒップホップ、エレクトロ、ワールドミュージック、レゲエ
  ☆Ghinzu, Deportivo, Dionysos, Kelly De Martino, Alex Gopher, etc.

■WAGRAM/CINQ SEPT
 ワグラム/サンク・セット
  ♪ポップ、R&B
  ☆Thedo, Dominique A, Pauline Croze, Ina-ich, K, etc.

 フランスという国の成り立ちを反映して、いろいろな音楽が混じり合いながら共存している様子が見て取れる。ヒップホップやロックなどが圧倒的に多く、いわゆる「シャンソン」に属するタイプのヴォーカルものが少ないのも、ワールドワイドな展開を目指すレーベル各社の思惑としては当然なのだろう。

 シャンソン好きとしてはちょいと残念な気もする。とはいえ、ここに名を連ねてはいないけれども、フランスならではのポエジーを歌い継いでいるアーティストたちもいるのだから、そう悲観したものでもないけれど。

 11月28日(水)午前10時から、上に挙げたアーティストたちの楽曲が各社の担当者によって映像も駆使しながら紹介される。

 郵送されてきた「ご案内」には、「音楽業界の方に限らずに、フランス音楽に興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひお誘いあわせのうえお越しください」とある。晩秋のひとときを、東京日仏学院でフランスの新しい風に吹かれてみてはいかが。

 コンベンションについてのお問合わせは下記まで。
 フランス音楽輸出振興事務局 東京都新宿区市ヶ谷船河原町 15
 TEL:03-5206-2640:03-5296-2641
 なお、プロジェクトの詳細は同事務局のサイトでも紹介されている。
URL:http://www.institut.jp/french-music2007/

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エディット・ピアフ 〜愛の讃歌〜
配給:ムービーアイ 今秋、有楽座ほか全国ロードショー!

エディット・ピアフを彷彿とさせるマリオン・コティヤール

ムービーアイ エンタテインメント(株) 映画配給部
〒104-0061 東京都中央区銀座6丁目1-2 ダヴィンチ銀座ビル4F 
TEL:03-5537-0151 FAX:03-5537-0853
http://www.movie-eye.com
http://www.piaf.jp

(C)2007 LEGENDE-TF1 INTERNATIONAL-TF1 FILMS PRODUCTION
OKKO PRODUCTION s.r.o.- SONGBIRD PICTURES LIMITED

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“夢”を追いかけて  11月14日(水)晴れ

   

 昨夜、新橋シャミオールで行なわれたライヴ・コンサートに行ってきた。題して「シャンソンをあなたに パトリック・ヌジェ&小幡君枝“夢”のジョイントコンサート」。開演は18時30分。

 エレヴェーターを降りると目の前がすぐに受付で、ドリンクチケットと袋入りのフランスパン、カマンベールチーズの箱を渡される。チケットを赤ワインに換えて貰った。ワイン、チーズそれにパン。これでフランス料理の三種の神器が揃うことになる。

 大貫祐一郎さんという、背の高い若手ピアニストが伴奏を受け持っていた。パトリック・ヌジェがアコーディオンを抱えて上手寄りの椅子に腰かけた。
 第1部のタイトルは「パリ回遊」。
 「枯葉」から小幡君枝さんは歌い始めた。季節にぴったり。のっけからフランス語による歌唱で、高い声が場内を満たす。

 ゆっくりめのテンポも味わいがあってよかった。が、冒頭だから、ピアノとアコーディオンによるもっとアップテンポでワンコーラスを演奏し、その直後にテンポをスローにして歌い出してもよかったかな、とも感じた。1曲のなかにも緩急の変化があると楽しいから。
 それに、観客の心を一気に歌に惹きつけることもできるように思う。

 「ミラボー橋」に続く「詩人の魂」では歌詞の一部を忘れてしまい、原詞にあるとおりに「ラララ、ラララ〜」と歌ったのはご愛敬だった。でも、これからは気をつけましょうね。

 この後、パトリック・ヌジェにバトンタッチ。「このシャンソンがフランスでヒットした1951年に、私はパリで生まれました。その頃、石井好子さんはパリで毎晩のようにレヴューで歌っていらっしゃいました」と、軽妙な日本語でトークを披露。
 「日本人のシャンソン歌手は真面目で、ちょっと悲しいレパートリーを好む傾向がありますが、たまにはこういう明るいのもいいでしょう」と前置きしてから歌い出したのは「私の回転木馬」。

 イヴ・モンタンのリサイタルに欠かせなかった「ア・パリ」(「パリで」の邦題もある)の後、再び小幡さんがステージに登場。バルバラの「いつ帰ってくるの」を歌う。学生時代をフランスで過ごした思い出を振り返りながら歌ったのはシャルル・トレネの「優しきフランス」。

 第2部は「L'amour 愛」。愛を扱ったシャンソンが並んだ。
 冒頭、パトリックとの掛け合いで歌ったのは、ジョルジュ・ムスタキとバルバラのデュエット曲「ブルネットの女性」。このシャンソンを取り上げる歌手はさほど多くないので興味深く聴いた。

 続く「もしもあなたに会えずにいたら」は、ルイ・アラゴンの詩にジャン・フェラが曲をつけたもの。こうしたしっとりした曲調に小幡さんの高い声は似合っているように思えた。

 次もムスタキが作詞・作曲した1982年の作品「シャンソン」。小品といった趣をたたえていて可愛らしい。
 蛇足になるけれど体験談をひとつ。1999年にムスタキが来日公演を行なった際に通訳としてステージにも上ったことがある。タクシーで移動中、僕は彼に言った。「僕、この曲が好きなんです」。出だしを小さな声で歌い始めたら、ムスタキは「ほう」といった顔つきをした。「きみ、こんな曲を知ってたのかい」と受け取れた。それからおもむろに続きを口ずさんでくれたのをいまも憶えている。

 ここでまたパトリックが3曲を続けて歌った。
 岸洋子さんのレパートリーとして知られる「恋心」。日本ではエンリコ・マシアスの代表曲みたいに思われている曲でもある。「フランスでは誰も知りません」とパトリックが話すと会場には笑いが湧き起こった。
 リシャール・ガリアーノがバンドネオン奏者アストル・ピアソラのために作曲して、クロード・ヌガロが歌詞を書いて歌った「ヴィ・ヴィオランス」は迫力があった。

 小幡さんとパトリックによるデュエット「桜んぼの実る頃」で第2部は幕。さらに、ジャック・ブレルの「行かないで」「愛しかない時」をアンコールとして歌い、滞りなくコンサートは終了した。

 パトリックも言っていたことだけれど、小幡さんがシャミオールという空間を埋め尽くす観客を集めることができたのは大変なことだし、素晴らしいことでもある。同感だ。これからも“夢”を追いかけていってほしい。

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エディット・ピアフ 〜愛の讃歌〜
配給:ムービーアイ 今秋、有楽座ほか全国ロードショー!

エディット・ピアフを彷彿とさせるマリオン・コティヤール

ムービーアイ エンタテインメント(株) 映画配給部
〒104-0061 東京都中央区銀座6丁目1-2 ダヴィンチ銀座ビル4F 
TEL:03-5537-0151 FAX:03-5537-0853
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雨を忘れさせたライヴ  11月12日(月)晴れ

   

 一昨日、10日土曜日は銀座産経学園での「シャンソンのベル・エポック」講座の日。
 いまはシャンソン・レアリスト(現実派シャンソン)がテーマ。三大女性歌手のなかでも“シャンソンの悲劇女優”"La tragedienne de la chanson" と称されたダミアのレパートリーを鑑賞している。

 その前に、アコーディオニストのCDを2点紹介した。
 ひとりは12月24日(月)東京・渋谷クアトロ、25日(火)沖縄・那覇桜坂劇場ホールAでライヴを行なうパリ・ミュゼット。ダニエル・コラン Daniel Colin のアコーディオン、ドミニク・クラヴィック Dominique Cravic のギター、クレール・エルジエール Claire Elziere のヴォーカルによるグループだ。

 彼らのセカンド・アルバム『パリ・ミュゼット〜セーヌ川左岸のロマンス〜』(リスペクトレコード RES-127)が10月3日にリリースされている。
 さらに、ダニエル・コランが1990年代に発表した録音のなかから選りすぐったオムニバス盤『パリ・ミュゼット3〜パリの空の下〜』(同 RES-128)も12月5日に来日記念盤として発売される。

『パリ・ミュゼット3〜パリの空の下〜 リスペクトレコード RES-128』

 この来日記念盤から「枯葉」「サン=ジャンの私の恋人」を聴いた。

 もうひとりはマルク・ペロンヌ Marc Perrone。ディアトニック・アコーディオンを弾く逸材。セカンド・アルバム『レ・プティット・シャンソン』(オルターポップ ERPCD-6994)が出ている。

 このアルバムでマルク・ペロンヌはアコーディオン演奏だけでなく、歌ってもいる。冒頭に収められているのはポール・フォール Paul Fort の詩にジョルジュ・ブラッサンス George Brassens が曲をつけた「水夫」"La marine"。港町の娼婦と水夫との束の間の情事を描いた佳作だ。ジョルジュ・ムスタキをちょいとポップにしたような、メランコリーを含んだ嗄れ声がいい。

マルク・ペロンヌ『レ・プティット・シャンソン』(オルターポップ ERPCD-6994)

 この日の課題曲に選んだのは「異国の人」"L'etranger"(1935年)。まだ「ラ・モーム・ピアフ」と呼ばれていたエディット・ピアフも当時から歌っていた。ダミアとピアフのヴァージョンの聴き比べも教室で行なった。

 「異国の人」にも、港町の娼婦と水兵が登場する。どこから来て、どこへ行くのか知れぬその水夫は優しいまなざしをたたえた男だった。
 娼婦はこの見ず知らずの男の相手をする。彼が「俺についてこい。連れて行ってやるぜ」と言ってくれるのではないかと期待するが、男は彼女を置いて去って行った。タバコとアルコール、ふさぎの虫にかき乱されながら、娼婦は去った男を想い続ける。
 ある日、港に水夫の死体が上がる。それと明示されてはいないけれど、その死体はあの娼婦の心をとらえた異国の男だったと推察できる。

 次にダミアによる「ジョニー・パルメール」"Johnny Palmer" を鑑賞した。博打で負けるとインチキをし、口を開けばデタラメばかり喋る。船に乗せた猫も、港の若者も殺して平然としている札付きの悪い水夫、ジョニー・パルメール。しかし、彼にも悲しい過去があった。愛する女に捨てられ、悲しみのあまりに人格が変わってしまったのだった。やがて彼は海に身を投げて死んでしまう。

 マルク・ペロンヌによる「水夫」、ダミアの「異国の人」「ジョニー・パルメール」。この3曲に共通するのは、港町の娼婦と水夫の出会いと別れ。シャンソン・レアリストの定番の舞台設定と言える。彼らの叶わぬ恋の行く末は死を伴う別離。
 ここで『古今集』に収められた凡河内躬恒の歌を想い起こすのは唐突だろうか。「わが戀はゆくへもしらずはてもなしあふを限とおもふばかりぞ」。ゆくえ定めぬ恋は会えばそれ限り、後はどうなるか分らない。
 シャンソンと和歌、洋の東西、登場人物の立場の相違はあっても、相通ずる何かを感じないではいられない。

 講座の後は新宿へ。<Qui>の2階にある<音ステージQui>で、わが講座の長年にわたる受講生である中野仁子さんのライヴを観に行った。題して「ここまで元気になりました ライブコンサート」。
 2年に及ぶ入院生活を経て、もう杖を突かなくても歩ける。その中野さんが、人前で歌えるまでに回復されたことを広く知らせるライヴだ。15時からの昼の部もあった。

 銀座で友人のYasuと合流して、新宿三丁目で地下鉄丸ノ内線を降りた。開場は18時30分からだったので、まだ少し時間があった。<MARUGO>というワインバーで、シラー種のブドウを使ったメテオールという銘柄を一杯。アンチョビとクリームチーズのカナッペをつまんだ。

 三々五々お客さんが入って来て、開始時刻の19時には満席状態。ピアノ伴奏は砂原嘉博さん。9月14日、第一生命ホールでの『バラ色と黒の人生 ピアフへのオマージュ』でご一緒させていただいた方だ。

 勢いよくステージに現われ、「コマン・サヴァ」から歌い始めた。元気になった中野さんがそこにいた。まずは、心からおめでとうを言いたくなった。
 とはいえ、入院していた間はちょっぴり切ない心持ちになったという。そこで次に歌ったのは「私の孤独」。そんな時、歌こそが支えになったという気持ちをこめ、その次には「歌ある限り」。

 化粧してから愛する男を部屋に迎え入れようとする女心の機微を歌った「待って」、フランス小噺風のコミカルな「私は出来ない」で観客をくつろがせる。
 その後はシャルル・アズナヴールのレパートリーを5曲続けた。「悲しみのヴェニス」「愛のために死す」「愛は燃えている」「私は一人片隅で」「おお、わが人生」。
 曲と曲の間には軽妙なトークを交えながら、テンポよく進んだ。

 15分間の休憩を挟んで第2部が始まった。フランス語で歌ったのが、冒頭の「枯葉」「愛の讃歌」「セ・シ・ボン」。
 僕が銀座産経学園で担当する「フランス語でシャンソンを」の教室にも通って来て下さっている中野さん。「でも、フランス語では歌いません」とよくおっしゃっていたものだったが、陰でちゃんと勉強していらしたようだ。嬉しいサプライズ。もう少し発音の手引きをしてあげたい点もあったけれど、フランス語で歌おうという意気込みは大いに評価したい。

 アダモの「橋の向こう側」「微笑」は、中野さんがファースト・コンサートの時から歌ってきた、名刺代わりとも言える作品。これからも微笑みを忘れず、この2曲を大切にしていってほしいと思う。

 ジャック・ブレルの「行かないで」「愛しかない時」でひととおり。アンコールには「哀しみのソレアード」が披露された。「この愛をありがとう」の歌詞に万感の思いをこめているようだった。

 昼の部でも力一杯歌ったからだろうか、時に声が伸びきらない箇所もあったのは惜しい。それでも、しっかりとステージを踏みしめて堂々と歌った姿には喝采を贈りたい。外は雨が降っていることを忘れさせてくれるライヴだった。

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エディット・ピアフ 〜愛の讃歌〜
配給:ムービーアイ 今秋、有楽座ほか全国ロードショー!

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痛みを抱えて  11月9日(金)曇り

   

 日曜日あたりから急に、左足親指の付け根に痛みを覚えるようになった。日を追うごとにそのあたりがまるで米俵みたいに膨らんできて、痛みは増すばかり。どうやら痛風の初期症状のようだ。

 たまりかねて昨日の午前中、近所の病院へ行った。やはり痛風と診断される。薬剤を塗り、紙をテープで固定した上にネットをかぶせて貰う。痛み止めを出してくれた。血液検査も受けた。
 家に戻って昼食後、さっそく痛み止めの薬を呑む。午後になったらあら不思議、痛みが朝よりもずっと治まった。外出する用事があったので助かった。
 こんなに効果覿面なら、早く病院に駆けつければよかった。

 今朝、また病院へ。昨日と同じ処置を施して貰った。血液検査の結果も届いていた。飲み過ぎがバレやしないかと秘かに心配していたのだけれど、肝臓にも腎臓にも異常なしと言われ正直ホッとした。じゃ、飲み続けていいんですね、とは聞けなかったけれども。

 5月に人間ドックで調べて貰った時よりも尿酸値はあがっていた。数値は8.2。敵はプリン体だ。可愛らしい名前の割には人間に悪さをする奴だ。
 このプリン体、僕が好きな食べ物にはほとんどと言っていいくらいに含まれている。
 鶏や牛豚の内臓、レバー、魚卵、ビールなどに含まれているという。これからますます美味になる牡蠣にも。そういえば、牡蠣フライを食べてから足の腫れと痛みが増したなぁ。注意しなくちゃ。

 でも、そんなに注意ばかりしていたら食べる物がなくなってしまう。困った。
 血液検査の結果を眺めながら医師が言うには、僕は貧血なんだそうだ。貧血って、学校の朝礼時に倒れてしまう女子の小学生や中学生が思い浮かぶけれど、この僕がそうだとはいまのいままで知らなかった。

 要するに赤血球の数が少ないというわけ。成人男性の平均値は430万個以上なのだけれど、僕は383万個しかない。え〜っ、じゃどうすればいいの。
 食事でしっかりと鉄分を摂るように、と紙を手渡された。「鉄分を多く含む食品例」の項に名前が挙がっているのは、獣肉、大豆、レバー、シジミ、アサリなど。
 「葉酸を含む食品例」は牡蠣、アスパラガス、ほうれん草、クルミ、ピーナッツ etc.
 「ビタミンB12を含む食品例」にも、牡蠣とレバーが挙げられている。食べたいなぁ。

 尿酸値を下げ、血液をアルカリ性にするためには摂取を控えるべき食品類を、貧血予防のためには積極的に食べるようにという。何だか、アクセルとブレーキを同時に踏むような話だなぁ。

 これから年末にかけて、飲み会の数も増えることが予想される。目の前には好物のおいしい物がずらりと並ぶことだろう。食べたくても食べられない、飲みたくても飲めない「タンタロスの苦しみ」が待ち受ける、辛い冬になりそうだ。

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エディット・ピアフ 〜愛の讃歌〜
配給:ムービーアイ 今秋、有楽座ほか全国ロードショー!

エディット・ピアフを彷彿とさせるマリオン・コティヤール

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今日はヴィリエの誕生日  11月7日(水)晴れ

   

 パリに行く度に、何とか時間を見つけて行く場所がある。ペール・ラシェーズ墓地だ。広々とした敷地に意匠を凝らした墓碑が立ち並ぶ。フランス人は死後も自己主張が強いんだなぁ、なんて思わされる実に手の込んだ造りの墓がいくつもある。

 アベラールとエロイーズ、ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ、モリエール、ボーマルシェ、オノレ・ド・バルザック、マルセル・プルースト、コレットといったフランス文学史上を飾った人たちの墓がある。
 「ミラボー橋」の作者ギヨーム・アポリネールと、その恋人だった画家マリー・ローランサンの墓もここだ。互いに遠く離れた場所に葬られてはいるけれど。

 シャンソン・フランセーズの歌手たちの墓も多い。
 ガンベッタ門から入って道を左へたどる。左手の壁に沿った「追憶の庭」"Jardin du souvenir" に、係累を失ったイヴェット・ギルベールの遺灰がまかれたという。

 しばらく歩いて大きく道が右折するあたりに、パリ・コミューンの時にここで銃殺された兵士たちを記念する「連盟兵の壁」がある。その壁を見つめるように「桜んぼの実る頃」を作詞したジャン=バティスト・クレマンの墓がある。
 その先の道を右に曲がって坂を登れば第97区画。エディット・ピアフの墓はすぐそこだ。
 イヴ・モンタン、マルセル・ムルージ、ジルベール・ベコー。ピアフの親友でもあった<オランピア劇場>支配人、ブリュノ・コカトリクスもここに眠る。

 もうひとり、僕にとっては忘れることのできない作家の墓もここにある。
 『残酷物語』『至上の愛』『未来のイヴ』『アクセル』などを書いたヴィリエ・ド・リラダン。正しくはジャン=マリー=フィリップ=オーギュスト=ド=ヴィリエ・ド・リラダン Jean-Marie-Mathias-Philippe-Auguste de Villiers de l'Isle-Adam。
 11世紀以来続いた貴族の末裔だからこんなに名前が長い。1838年の今日、彼はブルターニュ地方のサン=ブリューで生まれた。称号は伯爵。1838年は日本の年号では天保9年に当たる。

 ヴィリエ・ド・リラダンの名前を知ったのはフランス文学科に入りたての1971年のこと。フランス語の授業で担任の林田遼右先生が、ヴィリエの短篇小説「ヴェラ」"Vera" の一節を板書された。"Qui veerra Vera l'aimera"「ヴェラを見る者は彼女を愛するだろう」。"r"音と"l"音の連なりが耳に快い。興味を惹かれるのに時間はかからなかった。

ヴィリエ・ド・リラダンの肖像

 次の日から神田の古本屋をめぐってヴィリエの本を探した。『残酷物語』が駿河台下の三茶書房の棚にあった。当時の価格で上下2冊4,500円。アルバイトをして得たお金を握り締めて買いに行った。もう秋風が吹く頃だった。

 三笠書房から昭和13年に刊行された本で、訳者は齋藤磯雄さん。箱から取り出す。ハードカヴァーではない。おそらくフランスの仮綴本を模したものと思われる。パラフィン紙がかかっているのは古書店の配慮だろう。
 最上部に原著者名Villiers de l'Isle-Adam。すぐ下に原題≪Contes cruels≫(コント・クリュエル)。その下にヴィリエ・ド・リラダン家の紋章が入っている。

ヴィリエ・ド・リラダン家の紋章

 貪るように読んだ。原書を入手したくなり、訳者の齋藤磯雄さん宛に手紙を書いた。葉書で丁寧なお返事をいただいた。現物はいま手元にないけれど、その華麗な書き出しを憶えている。「歳晩蕭刹の候、貴簡悉く拝誦」。僕の拙い手紙をお読み下さったということだ。

 そして、「クラシック・ガルニエ版なら手に入れやすいでしょう」と書いてあった。翌日、新宿の紀伊國屋書店に飛んで行き、フランス書コーナーでその本≪Contes cruels≫を見つけた。
 ポートレートや手稿の写真も入っている。持ち込んだ原稿を返却する旨を告げる出版社からの手紙の写真もあった。
 『残酷物語』≪Contes cruels≫の原書はもう一種類、ジョゼ・コルティ書店からも出版されていることを知り、それも紀伊國屋書店で買い求めた。

 齋藤磯雄さんのエッセイ集『ピモダン館』(廣済堂出版)も手に入れた。口絵に、齋藤さんがヴィリエの墓に献花している写真があった。「いつか自分もこれをしてみたい」。この想いは1973年冬に叶うことになる。

 アルバイトで稼いだお金と、いまは亡き叔父が貸してくれたお金でその年の2月から1カ月間パリに行った。
 ヴィリエの墓参をしたいのだが、広すぎてどこに墓があるのやら見当がつかなかった。門番に尋ねても「知らない」。清掃をしている人たちに聞いても「聞いたことないね」。帰国の日が迫っているのに何の手がかりもなかった。

 ジョゼ・コルティ書店に行ってみた。レオ・フェレに似た風情の老紳士が店の奥にいた。ジョゼ・コルティ氏ご本人だったのかもしれない。が、それを確かめている暇はない。
 質問をぶつけた。「ヴィリエ・ド・リラダンの本はありますか」。老紳士は僕をある棚に案内した。
 「≪Contes cruels≫はお持ちですかな」。とっくに紀伊國屋書店で買いました、それは。「では、これは」と見せてくれたのが、ヴィリエの書簡集。これも上下2巻揃い。巻末に年譜がついていて、そこにペール・ラシェーズ墓地第79区画に埋葬されたことが書かれていた。

 あいにく手元不如意だったので、後日必ず買いに来ると告げて店を辞去。その足でペール・ラシェーズ墓地に駆けつけた。閉門までにはまだ時間があった。墓地前の花屋で菊の花を買い、第79区画へまっしぐら。

 あった。斎藤さんの著書に出ていた、あの墓が。玄武岩だろうか、黒ずんだ飾り気のない墓石がひっそりとそこに。
 "A.de Villers de l'Isle-Adam 1838-1889" と正面にある。間違いない、これだ。

 墓石上部、右下にヴィリエ・ド・リラダン家の楯形紋章が刻まれていた。白テンのストールのかけられた右腕の下に銘句がある。"Va oultre"「彼方へ行け」。
 斎藤さんが著書のなかで書かれていたことを真似た。その紋章に紙片を当て、その上から鉛筆でこすり、拓本まがいのものを取ったのだ。右手と銘句が黒鉛のなかに浮かび上がった。いまも机のなかにそれを保存してある。

ヴィリエ・ド・リラダンの墓、墓に刻まれた楯形紋章

 フランスきっての貴族の家に生まれたといっても、ヴィリエの代には受け継いだものは家名だけという有様で、経済的には決して楽とはいえない暮らしぶりだったようだ。寒い冬、壷の底で凍ったインクを水で溶かしながら原稿を書いたというエピソードもあるほどだ。

 家政婦だったマリー・ダンティーヌと正式に結婚したのは1889年8月14日、入院先のサン=ジャン・ド・ディユー教会療養所で、死の4日前のことだった。幼い遺児ヴィクトールのためにも入籍したものと想像される。
 フランソワ・グザヴィエ教会で8月20日に葬儀が営まれた。遺骸はいったん5年間の期限つきでバティニョル墓地に埋葬される。85年、有志の尽力でこのペール・ラシェーズ墓地に移されたのだった。

 しかし、ヴィリエのような才能豊かで偉大なる魂にとって、貧困がどれほどのものだろう。彼が残した壮麗な文章の数々は、いささかも俗世の塵芥にまみれてなどいないのだから。

 エディット・ピアフとヴィリエ・ド・リラダン。生まれ育ちは異なっていても、どちらも苦境を生きながら夢を実現した偉才だった。
 ペール・ラシェーズ墓地には僕にとってかけがえのない、清らかな魂の眠る聖地なのだ。これからもお参りを欠かすわけにはいかない。

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エディット・ピアフ 〜愛の讃歌〜
配給:ムービーアイ 今秋、有楽座ほか全国ロードショー!

エディット・ピアフを彷彿とさせるマリオン・コティヤール

ムービーアイ エンタテインメント(株) 映画配給部
〒104-0061 東京都中央区銀座6丁目1-2 ダヴィンチ銀座ビル4F 
TEL:03-5537-0151 FAX:03-5537-0853
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いまになって分ること  11月5日(月)晴れ

   

 今月で55歳になる。いまさらのように、時の流れの早さに驚く。
 「昨日はまだ二十歳だった…」"Hier encore j'avais vingt ans..."。シャルル・アズナヴールは「帰り来ぬ青春」"Hier encore" の冒頭でそう歌っている。同じ想いだ。

 亡くなった父は、よくこんな言葉でやんちゃな僕を諭したものだった。
 「少年老い易く学成り難し。一寸の光陰軽んずべからず」。まだ若いと思ってういるうちにすぐ年老いてしまう。寸刻を惜しんで勉強するように、と説教されたことをいまも憶えている。
 そう言われて「はい、はい」と返事だけはしていたものの、咽喉元過ぎれば何とやら。相変わらず遊び呆けたり、悪戯に耽ったり。

 「お前はもののあわれが分ってない」とか、「惻隠の情を知らない」と言われることもしばしばだった。
 目先の楽しみ、喜びにしか関心が向いていなかった子供にそんなことを言われても理解できるはずもなかった。

 そんな僕も成長してゆく過程でいろいろな挫折に出会っていった。不得意科目でテストをしくじったり、仲のいい友人たちと喧嘩したり、女の子に振られたり…。物事がうまく行かない時、自分の頭で考えることを少しずつ学んでいった。
 人の話に耳を傾けるようにもなった。本を読んで心を動かされ、涙することも覚えた。

 そうしたことを通じて、しみじみとした感慨や情趣、愛情といった人間的な感情を身につけるようになった。父が言っていた「もののあわれ」なるものを理解できるようになってきたというわけだ。これがなかったら、芸術作品から何かを受け取ることはできないだろう。
 いや、芸術に限ったことではない。世界で起きている様々な事象に心を寄せることもできないに違いない。
 いまになって分ることってあるものだ。

 ここ2回ほど、この欄で秋についての感懐を書いた。夏には思い到らないことでも、秋になれば心が向く。秋という季節は、人の心に「あわれ」を惹き起こさせるようだ。

 ついでだから、『枕草子』で秋について書かかれていることも見ておこう。

秋は夕暮。夕日のさして山の端いと近うなりたるに、烏の寝どころへ行くとて三つ四つ、二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり。まいて雁などの列ねたるがいと小さく見ゆるはいとをかし。日入り果てて、風の音、虫の音など、はたいふべきにあらず。

 カラスがねぐらに帰る様子を「あはれなり」と言っている。「あはれ」は「しみじみとした趣あるさま。情趣深いさま」や「しめやかであるさま。感傷を誘われるさま」を指す、と『広辞苑』に出ている。
 繁華街や住宅街でわが物顔に振る舞う昨今のカラスは憎たらしくはあっても、あわれを催させる存在ではなくなっているような気がする。これも時代の違いというものだろうか。

 秋の風情を感じさせる雁の飛行について、清少納言は「いとをかし」と書いている。
 『広辞苑』によると、「あはれ」が感傷性を含むのに対して「をかし」は、「より客観的に賞美する感情」だという。
 この他にも、「心ひかれる気がする。このましい感じである」「趣がある。風情がある。風流だ」「かわいらしく愛すべきである。美しくて魅力がある」「すぐれている。みごとだ」の意も出ている。

 清少納言が「あはれ」や「をかし」をどの意味合いで使ったものか、読む僕たちが想像をめぐらせるほかないのだろう。
 カラスと雁では飛ぶ高さが違う。だから「あはれ」と「をかし」を使い分けたのだろうと想像されるけれど、いかがでしょうか、清少納言様。

 雁の渡りを見たことがあるように思う。東京ではなく、どこかの地方都市だったけれど、どこだったか記憶が定かではない。まだ「もののあわれ」に関して敏感ではなかったのだろう。先頭の1羽の後を、やや崩れたV字形を描いて空の高い所を飛んでいた雁たちの姿が頭の片隅に残っている。

 らくがんという和菓子がある。米・麦・大豆・小豆などの粉を、砂糖・水飴・微塵粉で練って、型に押し込んで乾かした菓子。
 この菓子に初めて出会った子供の頃、いきなりパクついたらまわりにまぶしてある粉を吸い込んでむせてしまったことがある。それ以来、苦手なもののひとつだ。

 「落雁」と書くということを長じてから知った。元々は空から舞い降りて来る雁をそう呼ぶ。
 でも、どうしてあの粉っぽい菓子が「落雁」と名づけられたんだろう。どなたかご存知の方がいらしたらご教示下さい。

 はるばる北の国からこの日本に飛んで来て、春先には戻って行く。「遠つ人 雁」という枕詞があるそうだ。そうしたことからも、旅人のイメージが雁にはある。
 雁のように空高く舞ってみたいものだけれど、こんな言葉もある。「雁が飛べば石亀も地団駄」。雁が飛び立つと、石亀もまた飛ぼうとして地団太を踏む。「転じて、自分の分際を忘れてみだりに他をまねようとすること」。
 舞い上がらずに、地に足を着けて生きていこう。

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エディット・ピアフ 〜愛の讃歌〜
配給:ムービーアイ 今秋、有楽座ほか全国ロードショー!

エディット・ピアフを彷彿とさせるマリオン・コティヤール

ムービーアイ エンタテインメント(株) 映画配給部
〒104-0061 東京都中央区銀座6丁目1-2 ダヴィンチ銀座ビル4F 
TEL:03-5537-0151 FAX:03-5537-0853
http://www.movie-eye.com
http://www.piaf.jp

(C)2007 LEGENDE-TF1 INTERNATIONAL-TF1 FILMS PRODUCTION
OKKO PRODUCTION s.r.o.- SONGBIRD PICTURES LIMITED

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『シャルル・アズナヴール/ベスト・ソングス&ライヴ』
      (東芝EMI TOCP-70188/89 2枚組)

CD1:ベスト・オブ・スタジオ
〈曲目〉1.コメディアン 2.希望に満ちて 3.想い出をみつめて 4.遠い想い出 5.昔気質の恋 6.フォー・ミー、フォルミダブル 7.ラ・マンマ 8.悲しみのヴェニス 9.ラ・ボエーム 10.これからは 11.人々の言うように 12.誰 13.想い出の瞳 14.時 15.私は旅する 16.生ける屍〜『言論犯罪』〜 17.きみが僕を愛する時 18.ユー・メイク・ミー・ソー・ヤング(フランク・シナトラとのデュエット曲) 19.少年がいた 20.世界の果てに

CD2: ベスト・オブ・ライヴ・オランピア
〈曲目〉1.それがわかれば 2.八月のパリ 3.すべては終わり 4.青春という宝〜帰り来ぬ青春 5.僕は戻ってくる 6.愚かな恋 7.燃えつきて 8.僕の肩でお泣き 9.ジャム・セッションのために 10.愛のあとで 11.生命をかけて 12.青春の思い出 13.二つのギター 14.戦いの前に 15.生きる喜び 16.声のない恋 17.きみの思い出 18.灯りを消して 19.のらくらもの 20.アヴェ・マリア

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お  知  ら  せ

詳細は10月25日付本欄をご参照願います。

イングリッド・ベタンクールかけポスター

 国際イングリッド・ベタンクール連盟委員会が全世界的に幅広い支援を呼びかけています。詳細はサイトhttp://www.educweb.org/Ingrid/をご覧下さい。日本語でも読むことができます。

 サイトhttp://www.ingridbetancourt-idf.com/otages/にも注目して下さい。画面右にある"Telechargement"(テレシャルジュマン=ダウンロード)から、イングリッドのポスターをダウンロードできるようになっています。この「お知らせ」欄に掲げた写真と同じものです。

 同じページを下方へスクロールしていくと、左側に写真が縦に並べられています。いろいろなドキュメントを見ることができます。
 上から5番目に"Allumez une bougie"「ローソクを灯して」という項目があります。写真をクリックすると、多くのローソクが並ぶ画面になります。一番下にあるローソクの絵をクリックしてみましょう。その絵が動いてすでに光を放っている列に向かって進んで行きます。
 これで、ヴァーチャルなローソクを1本灯したことになるのです。

イングリッド・ベタンクール解放を訴えるシャンソンたち

 囚われの身となっているイングリッドやその他の人々の解放を歌うことを通して呼びかけているアーティストたちがいます。

 ☆ルノー Renaud 《Dans la jungle》「ジャングルのなかで」(EMI 09463 494690 2)
サイトhttp://www.educweb.org/Ingrid/ からインストゥルメンタル・ヴァージョンをダウンロードできます。

 ☆セシレム Cecilem ピアノを弾きながら歌う女性歌手セシレムが"Chanson pour Ingrid" を歌っています。Emexのサイトからmp3形式でダウンロードできます。

http://emex-music.com/cecilem/

http://www.emex-music.com

歌を聴きながら、イングリッドと人質の方々を支援しましょう。


♪Petites annonces♪

☆『ディア・ピアフ ベスト・オブ・エディット・ピアフ』
(東芝EMI TOCP-67296)

ピアフを敬愛するアーティストたちがセレクトした11曲を含む珠玉のベスト・アルバム。
「恋人が一輪の花をくれた」石井好子 撰/「バラ色の人生」椎名林檎 撰/「パリの空の下」小野リサ 撰/「いつかの二人」クレモンティーヌ 撰/「水に流して」中島みゆき 撰 他全20曲、【解説】大野修平。


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おすすめシャンソン・フランセーズCD&DVD
(対訳または解説:大野修平)
   
東芝EMI
BMGファンハウス
『シャンソン名曲大全集』
Le florilege de la Chanson Francaise
(GSD-13601〜10/BCD-0094 CD10枚組)
『魅惑のシャンソン名曲集
 〜Vive la Chanson!〜』
TheCDClub
(EMI ODEON FFCP-41710〜1 CD2枚組)
パトリック・ブリュエル
『アントゥル=ドゥ』
(BVCM 34015〜16 CD2枚組)
☆このCDについての詳細は当サイト「ディスクガイド」をご参照下さい。
ユニバーサル・ミュージック・ジャパン
オーマガトキ

ジャック・ブレル
『ベスト・オブ・ジャック・ブレル Brel Infiniment Jacques Brel』
(UICY-9450)

アンリ・サルヴァドール
『ベスト・オブ・アンリ・サルヴァドール』
Henri Salvador Henri Salvador
(CD2枚組 UICY-1258/9)

『アコーデオン』
(DVD OMBX-1004)
[監督]ピエール・バルー
[出演]リシャール・ガリアーノ/タラフ・ドゥ・ハイドゥークス/クロポルト/ダニエル・ミル/モーリス・ヴァンデール/シブーカ/クロード・ヌガロ/coba/続木力/深川和美/まや他